榎峠トンネル(仮称)貫通式が執り行われました

2025年6月8日(日)、兵庫県と京都府を結ぶ国道429号「榎峠トンネル(仮称)」の貫通式が無事執り行われました。会場となったトンネル坑内には、両府県の関係者、国会議員、国土交通省、地元自治体の代表者、施工に携わった各企業が一堂に会し、地域の新たな交通の節目を祝いました。

■ トンネル工事の概要

  • 位置:兵庫県丹波市青垣町中佐治 〜 京都府福知山市談
  • 延長:全長 L=1,092m(うち兵庫県側:L=567.5m)
  • 工期:令和6年1月9日 〜 令和8年3月25日(予定)
  • 発注者:兵庫県
  • 受注者(兵庫県側):森・中村・宇都宮 特別共同企業体

■ 崎濱工業としての関与

本工事では、二次覆工や防水シート敷設といった重要な工程に、当社も携わりました。厳しい条件下での施工が求められる中、品質と安全を最優先に、関係各社と連携して無事貫通を迎えられたことを光栄に思います。

■ 榎峠バイパス事業の意義

榎峠は、従来より急カーブと幅員の狭さが課題で、特に冬季は通行が困難な状況でした。今回のトンネル整備は、安全かつ円滑な交通確保だけでなく、丹波市・福知山市をはじめとした広域的な交流・連携を促進する基盤整備として、非常に大きな意義を持つものです。

今後も引き続き、事業の安全な完成・開通に向けて尽力してまいります。